別動隊 南極海での観測開始

別動隊海鷹丸は極前線を超えて南下を続け、いよいよ南極海の観測に入りました。この頃になると乗船研究者のチームワークが良くなり、観測の効率が格段にあがってきます。

南緯61度付近から氷山も見え始め、降雪も増えてきました。プランクトンネットによる採集では南極海に生息するクリオネ(Clione antarctica)も出現し始めました。この後、観測をしながらさらに南下を続け、氷縁域を目指します。

研究者による採水風景
撮影:JARE66 高橋 邦夫(2025年1月18日撮影)
CTD観測。遠くに氷山が見える
撮影:JARE66 高橋 邦夫(2025年1月19日)
採集された南極海のクリオネ
撮影:JARE66 高橋 邦夫(2025年1月20日)

(JARE66 高橋 邦夫)