別動隊 亜南極域を通過

別動隊海鷹丸はオーストラリアのフリーマントル港を出航した直後から、荒天による大時化が続いていました。その中でも研究者間でお互いの観測内容を共有するためのセミナーや、実施可能な観測を続けていました。

その後、1月15日に到着した亜南極域の観測点ではようやく天候が回復して本格的な観測が開始されました。明日には極前線※を超えて、いよいよ南極海に入ります。厳しい寒さとの戦いが始まります。

※亜南極域:おおよそ南緯46°から60°の地域
※極前線:亜南極域と南極域の境界線

観測内容を講義する前田隊員
撮影:JARE66 高橋邦夫(2025年1月12日)
荒天下でのX-CTD観測風景
撮影:JARE66 高橋 邦夫(2025年1月13日)
亜南極域でのCTD観測
撮影:JARE66 高橋 邦夫(2025年1月15日)
亜南極域でのプランクトンネット観測
撮影:JARE66 高橋 邦夫(2025年1月15日)

(JARE66 高橋邦夫)