端午の節句

5月5日は端午の節句。この日はちょうど日曜日で休日日課だったこともあり、昭和基地ではたくさんのイベントが実施されていました。

まずはアマチュア無線のイベントから。
昭和基地には日本アマチュア無線連盟の無線局(8J1RL)があり、アマチュア無線技士の資格を有している隊員が余暇の時間を利用して運用を行っています。例年5月5日には、日本国内の小・中・高校生を優先して交信を行う「こどもの日特別運用」を実施しています。今年もJARL中央局JA1RLのこどもたち9名と交信を行い、その後こどもが運用する局を含む社団局・個人局の数名の方と交信しました。

電離層棟内で行われたアマチュア無線交信の様子
撮影:JARE65 山岡麻奈美(2024年5月5日)

昭和基地を象徴する19広場には、こいのぼりが掲揚され、南極からこども達の健やかな成長を願いました。
また、先日ご紹介した喫茶・スイーツ係は、柏餅を作り、またもや隊員達を喜ばせてくれました。

この日は天候に恵まれほとんど風がない日で、泳いでいる姿はなかなか撮影できず
撮影:JARE65 山岡麻奈美(2024年5月5日)
撮影:JARE65 佐藤祥平(2024年5月5日)

調理隊員サポートのもと、喫茶・スイーツ係により振る舞われた柏餅
撮影:JARE65 佐藤祥平(2024年5月5日)

南極と日本で季節は逆ですが、昭和基地でも日本のみなさんと同じように、日本の季節に合わせたイベントを楽しんでいます。

(JARE65 山岡麻奈美)