冬期総合訓練⑤

冬訓最終日は、遠方からの参加者を考慮して午前のうちに解散となります。昨日から会場に駆けつけた国立極地研究所所長による講義や、南極観測センタースタッフによる今後の予定の共有が行われ、全行程が無事終了しました。

国立極地研究所所長 野木義史 の講義「日本の南極観測」
撮影:国立極地研究所広報室(2024年3月8日)
原田隊長からの挨拶
撮影:国立極地研究所(2024年3月8日)
集合時と同じ駅までバスで移動し現地解散となります。
撮影:国立極地研究所広報室(2024年3月8日)

この後も引き続き、各部門や研究チーム内で出発に向けた準備が進められますが、次に66次隊候補者の全員が顔を合わせるのは6月中旬に実施される夏期総合訓練(通称:夏訓)です。

参加された候補者のみなさん、お疲れ様でした。

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南極観測センタースタッフは、会場の撤収を済ませてから研究所に戻り、スタッフ総出で冬訓で使用した装備類の物干し作業を行いました。約100名分の装備が並ぶ様は圧巻です。

冬訓期間中貸与した防寒着類は倉庫で乾燥させた後にクリーニングに出され、67次隊の冬訓に備えて保管されます。冬訓スタッフのみなさんもお疲れ様でした。

空になった講義室
撮影:国立極地研究所広報室(2024年3月8日)
冬訓後の風物詩
撮影:国立極地研究所広報室(2024年3月8日)

(国立極地研究所広報室)