地質チーム、ブリザードに遭う

12月23日、キャンプ地でブリザードに遭遇しました。


地質チームはルンドボークスヘッタで調査を続ける中、ブリザードに遭遇しました。強いブリザードが来ることが早く分かっていれば「しらせ」に引き返すことを検討しますが、天気予報では風はもう少し弱いとのでしたのでキャンプを継続していました。しかし、実際は予報よりも早い時刻に想定よりも強い風が吹き始めました。このようなときは「しらせ」に戻ることもできず、キャンプ地で耐えることになります。

もちろんこの日は調査はせず、全員でメインテントに籠もって耐えました。ルンドボークスヘッタのブリザードは昭和基地周辺よりは弱かったものの、最大で20 m/sを記録しました。途中でテントの固定を強化したり、つぶれそうになるテントを内側からおさえたりしながら人員と物資を守り、無事に乗り切ることができました。

(JARE65 森祐紀)

ルンドボークスヘッタで遭遇したブリザードの様子。強風で雪が巻き上げられています。
撮影:JARE65 森祐紀(2023年12月23日)
ブリザード中のテントの様子。中にいる隊員で潰れそうなテントを押し返し、外にいる隊員で補強を行っています。テント補強作業やトイレなどで外に出る際は、近場でも必ず無線を持って出ます。
撮影:JARE65 森祐紀(2023年12月23日)