南極観測船「しらせ」は昭和時間の15時55分(日本時間21時55分)、流氷域に進入しました。
途中、海氷上からペンギンたちのお出迎え?をいただきつつ、しばし大きな海氷を避けるように航行していましたが、その瞬間に立ち会おうと観測隊員や「しらせ」乗員がカメラやスマートフォンを手にブリッジや船首に集まって待ち受ける中、約30分後に高密接度の流氷帯に突入しました。現在もなお、流氷を押し退けるように連続砕氷中で、明日中には定着氷に達することが見込まれています。2週間お世話になった「しらせ」の船室を一時離れて、昭和基地に入る荷造りをそろそろ始めなければなりません。
(JARE65 丹保俊哉)