ドームふじ観測拠点llに到着!

昭和基地から内陸に約1000km,標高差3,000m以上の場所にある「ドームふじ観測拠点ll」は、100万年を超える最古級のアイスコア掘削を目指す新しい観測拠点です。

11月13日、65次先遣隊11名と64次越冬隊4名からなるドームチームは、昭和基地での準備を終え「ドームふじ観測拠点ll」へ出発しました。

15名のドームふじチーム
撮影:JARE64 白野亜実(2023年11月13日)

ドームチームの出発を見送る隊員たち
撮影:JARE64 白野亜実(2023年11月13日)

11月17日、内陸調査拠点の「S16」を出発。気温:-14.4℃ 風向:南東 12.4m/s
撮影:JARE65 永木毅
「S30」を通過。撮影:JARE65 永木毅

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そして12月2日、無事「ドームふじ観測拠点ll」に到着しました!

到着時の集合写真 気温:-31.7℃ 気圧:608.0hPa 風向:北東の風5.3m/s

約3週間もの長い移動、おつかれさまでした!

この後ドームふじチームはアイスコア貯蔵庫の建設や、掘削場の整備を行い
深層掘削の準備を進めます。昭和基地への帰還までどうぞご安全に!

(国立極地研究所広報室)