5月9日から10日にかけて昭和基地では、低気圧の接近に伴いB級ブリザード※に見舞われました。外出注意令が発令される猛吹雪のなか、人員交代のため基本観測棟から基地主要部の建屋へ移動する隊員たちの姿がありました。気象部門の隊員です。気象部門では、国内の気象台と同様に24時間365日継続して気象観測を行っています。晴れるのかブリザードになるのか、毎日気象部門から提供される情報のおかげで、私たちは観測計画や基地作業の見通しを立てることができます。ご安全に!
(JARE64 白野亜実)
※B級ブリザード:風速15m/s以上、視程(見通しの距離)1km未満の状態が12時間以上継続する気象条件のこと
ライフロープを使ってブリザードの中を歩く隊員たち
撮影:JARE64 塩原大晟(2023年5月9日)