風向風速計の点検

昭和基地では、日本の気象台と同じように気温、湿度、風向・風速、気圧、雲、大気現象など地上気象観測を行っています。風が穏やかで晴れのこの日、地上から高さ約10mの測風塔に登り、風向風速計の点検を行っている気象隊員の姿がありました。測風塔の下には高所作業を見守る隊員の姿も。定常的に観測を続けられるよう、観測機器の保守や点検も隊員たちの手で丁寧に行っています。

(JARE64 白野亜実)

測風塔に登り風向風速計のメンテナンスを行う気象隊員
風向風速計を様々な方向に向け正常に観測できているか確認します
基本観測棟の海氷側のエリアには測風塔のほか百葉箱や視程計もあります
撮影3点ともに:JARE64 白野亜実(2023年5月5日)