吹雪後の朝

4月12日の昭和基地は低気圧の影響で、最大瞬間風速が毎秒27メートルに達し、強い吹雪の荒天となりました。観測隊が定める昭和基地のブリザードの条件を満たすほど吹雪は長く続きませんでしたが、安全対策として外出注意令が発令され、多くの隊員が屋内で仕事にあたりました。翌日は天候も回復し、朝から観測機器や設備、車両に異常がないかなど、点検から仕事をスタートする隊員たちの姿が見られました。

基本観測棟屋上の気象観測装置をチェックする気象隊員
撮影:JARE64 白野亜実(2023年4月13日)
ライフロープ沿いを点検、隊員が歩きやすいよう雪に段差をつける野外観測支援隊員
撮影:JARE64 白野亜実(2023年4月13日)
エンジンルームに入り込んだ雪を除くなど雪上車のチェックを行う機械隊員
撮影:JARE64 白野亜実(2023年4月13日)

基地主要部の海氷側のエリアで雪均し
撮影:JARE64 白野亜実(2023年4月13日)

(JARE64 白野亜実)