強風時のゾンデ放球

観測隊では基本観測のひとつとして、通年で気象観測を行っています。地上気象観測、高層気象観測、オゾン観測及び日射放射観測を実施しており、得られた観測データは天気予報に利用されるだけでなく、予報の精度向上や地球環境変動の解明にも役立てられています。高層気象観測では、1日2回(午前・午後2時半、いずれも昭和基地時間)、ゴム気球に観測装置(ラジオゾンデ)を吊るして飛ばす通称「ゾンデ放球」を行っていて、地上から高度約30kmまでの気圧、気温、湿度、風向・風速を観測しています。

やや強い風が吹く中、風向きにも留意してゾンデ放球を行う気象隊員
撮影:JARE64 白野亜実(202332日)

今回秒速10メートルを超えるやや強い風の吹くなか、安全を確保してゾンデ放球を行う様子を撮影してきました。正確な観測データを絶やすことなく取得し続ける気象隊員たちの姿に、いつも頭が下がります。

JARE64 白野亜実)