別動隊の観測終了! 亜南極域で最後の集中観測と連続プランクトン採集器揚収

第64次南極地域観測隊、別動隊海鷹丸は順調に北上を続け、2月3日に亜南極域において最後の集中観測を実施しました。

亜南極域(南緯54度付近)での観測風景。採水の様子
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年2月3日)
鉄採水観測の様子
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年2月3日)
マリーンスノーキャッチャー観測の様子
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年2月3日)

翌2月4日に曳航していた連続プランクトン採集器(CPR:表層のプランクトンを連続採集する観測器)を揚収して、本航海における全ての観測を無事に終了しました。

連続プランクトン採集器(CPR)の揚収風景
撮影:JARE64 高橋邦夫(2023年2月3日)

この後は残されたサンプルの分析作業を実施しながら、寄港地であるオーストラリア、タスマニア州のホバート港を目指します。

(JARE64 高橋邦夫)