内陸作業用モジュール建設工事

昭和基地では、内陸作業用モジュールの建設が行われました。

屋根を取り付ける前に壁面の位置を微調整している様子
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月30日)

これはキャンピングカーの居住スペース部分のようなもので、雪上車と合わせて使用します。20フィート貨物橇に鉄骨架台を組み、木質パネルにて作られます。

壁面と天井の組み立てが終わり、防水加工を施します
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月30日)

コーキング処理を行う建築担当隊員
撮影:JARE64 山口真一(2023年1月30日) 

この工事を担当した熊倉隊員は「日本で仮組をしたときは順調でしたが、昭和基地で組み立てる段階で一部予定通りに進まなかったので少し焦りました。最終的に無事に完成してよかったです。」とホッとした様子で胸をなでおろしていました。内装工事は越冬中に行われる予定です。

扉や太陽光パネルが取り付けられ、完成しました
撮影:JARE64 山口真一(2023年2月5日)

JARE64 山口真一)