フリーマントル港入港

第64次南極地域観測隊を乗せた「しらせ」が日本を出発して16日目。オーストラリア南西部のフリーマントルに入港しました。新型コロナウイルス感染症対策のため私たちは港から出ることはできませんが、それでも久しぶりの街の雰囲気に隊員たちは喜んでいました。教員南極派遣プログラムの同行者として参加している奥多摩町立古里小学校の野田豊さんは、「フリーマントルまでの道のりでは、南極や船上で行われる観測や研究の内容を学んできました。南極の魅力とともに、観測隊の皆さんの取り組みを日本にいる子供たちに分かりやすく伝えられるよう、私自身もしっかり学んできたいと思います。」  と児童・生徒へのビデオメッセージを撮影していました。
フリーマントル港では燃料や食料などの物資の補給を行い、12月1日に南極へ向けて出港予定です。

入港前日。遠くにパースの街が見える。フリーマントル港入港が待ち遠しい。
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月25日)
フリーマントル港の灯台で「しらせ」を出迎える地元在住の日本人会の皆さん
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月26日)
フリーマントル港に到着。写真左の建物は海洋博物館。
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月26日)
フリーマントル港到着を喜ぶ隊員たち
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月26日)
児童・生徒向けのビデオレターを撮影する教員派遣のふたり(手前:野田、奥:小松)
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月26日)
停泊中の「しらせ」とフリーマントル港
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月26日)

JARE64 山口真一)