内陸作業用モジュールの仮組み

8月22日、23日、極地研のコンテナヤードで内陸作業用モジュール(組み立てユニット)の仮組みを行いました。このモジュールは、64次隊の夏期間に昭和基地で20ft貨物橇(そり)の上に組み立て、越冬期間中に昭和基地のある東オングル島から東に約20kmの氷床上にあるS17地点まで運びます。
S17地点は航空機の滑走路のほか、気象観測や氷床上での各種観測の拠点として重要な場所です。このモジュールは、航空機離発着時の待機場所のほか、観測・設営作業時に利用する予定です。
建築・土木担当の64次隊 熊倉隊員は、「本番に向けていろいろな課題が見えた仮組みだった。また引き続き調整していきたい。」と話してくれました。

内陸作業用モジュールの仮組み作業。右はドアを取り付けているところ。
撮影:JARE64 白野亜実(2022年8月22日)
無事に仮組み完了。太陽光パネルも取り付けられました。
撮影:JARE64 白野亜実(2022年8月22日)

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