別動隊、出港して1週間

63次南極地域観測隊の別動隊(隊員5名、同行者1名)は、東京海洋大学の海鷹丸に乗船し、126日(月)に豊海埠頭を出港しました。年明けにオーストラリアのタスマニア州都ホバートへ入港することを目指し南下していきます。

出港後はいきなりの大時化となり、船酔いと戦いながらの数日間を過ごしました。そんな中でも観測の準備を進めていきます。

船内に設置した海水を濾過するための機器
撮影:JARE63 髙橋邦夫 (2021年12月7日)

 

今後は定期的に汲み上げ海水を濾過して、海水に含まれる栄養塩や植物性のプランクトン量について分析を進めていきます。

途中通過した硫黄島
撮影:JARE63 嶋田啓資(2021年12月9日)

JARE63 髙橋邦夫)