ハロの下を往く

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我々ドーム旅行隊は、125日にドームふじ基地を出発し、S16に向けて帰路についています。

進む先の北の空では、太陽が東から西に向かって動いていきます。
その太陽の周りには毎日毎日、ハロが見えており、そのようすは、空を舞うダイヤモンドダストの様子によって、さまざまに変化していました。

ドームふじ朝のハロ
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月5日)
ドーム出発後うっすらと見られた外ハロ
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月5日)
12月6日朝のハロ@MD640
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月6日)
ふぶきの後に見られたハロ
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月6日)
12月7日朝のハロ@MD590
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月7日)
夕方、ハロの下でラジオゾンデ放球
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月7日)
道中でみられたハロと幻日
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月8日)
ハロの下で装置のメンテナンス@ドーム中継拠点
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月9日)

ドーム中継拠点を過ぎたころからは、空には高積雲が広がり、高度が下がってきたことを実感しています。

気圧も高くなってきています。

高積雲の下を走る
撮影:JARE62 新居見 励(2021年12月9日)

 
帰路においても、観測や観測装置のメンテナンスや、往路でデポした帰りの燃料を積んだ橇の回収も行いつつ、北へ北へと戻っています。

2021/12/9 AM 11:54@MD364(ドーム中継拠点)の天気
気圧:631.9 hPa
気温:-26.7 ℃
風速:6.4m/s

(JARE62 新居見 励)