本日、牛尾収輝第63次南極地域観測隊長以下69名は、2週間の隔離期間を経て南極観測船「しらせ」で横須賀港を出港いたしました。
今年3月、新型コロナウイルス感染対策を徹底したうえで対面での冬期総合訓練を実施しましたが、その後はオンラインでの会議を中心に打合せを進めてきたため、全員が一堂に会する機会をもたないまま南極へ出発することになりました。
現在の厳しい状況においても観測活動を継続することの重要さを心に留めつつ、これまでの長い歴史を未来につなげるため、各隊員は往復路での海洋観測、南極での野外観測・設営作業を行います。
たくさんの思い出を抱えて全員が元気に、無事で日本に帰ってこられるよう、一丸となってそれぞれの任務にあたってまいります。
皆様ぜひ応援の程よろしくお願いいたします。
(JARE63 白井あゆ美)