氷山流しそうめん

10月に入り、最高気温が-5℃を上回る日も出てきました。来月には1日中太陽が沈まない白夜となり、いよいよ夏が近づいてきています。
そんな夏間近の南極・昭和基地で、休日日課を利用して、越冬隊の恒例行事となっているイベント、「氷山流しそうめん」を行いました。
当日は基地を留守にすることが無いよう、2班に分けて実施しました。基地を維持する人数が少ない時のシミュレーションにもなります。

会場の全体像。経験者もこんなに長いコースは初めてと言っていました
撮影:JARE62 近藤 巧(2021年10月17日)
そうめんを流すための水は滑車とロープを使って引き上げました
撮影:JARE62 金城 順二(2021年10月17日)
準備完了!!あとはそうめんを流すだけ
撮影:JARE62 西村 祐香(2021年10月17日)
流れていくそうめん
撮影:JARE62 金城 順二(2021年10月17日)
ウインナーとミカンも流れてきました
撮影:JARE62 金城 順二(2021年10月17日)
デザートは氷山を削ったかき氷
撮影:JARE62 西村 祐香(2021年10月17日)

当日の気温は-10℃程、快晴とはいきませんでしたが、南極の氷山で流しそうめんをするという、滅多にできない体験を隊員たちも楽しんでいました。

 

(JARE62 金城 順二)