白夜が終わり、徐々に日が短くなってきた昭和基地。少し前から月も綺麗に見えるようになりました。
といっても、まだ太陽が沈んでいるのは5時間程度です。
次に待ち遠しいのは…そう、星空です。
航海中も南半球の星空を見ることができましたが、揺れもあってカメラに収めるのも難しかった上、私は船酔いがきつく、あまり星空を楽しむことはできませんでした。
2月4日、昭和基地で一番星が見えました。
いつから見えていたか正確にはわかりませんので、「私の中での」と前置きがついてしまいますが、ここ数日のうちに見え始めたのは確かかと思います。
一番星が嬉しかったのは、何年ぶりでしょうか。
四季のある日本ももちろん良いですが、南極ではこのような季節の変化が楽しめるようです。
(JARE62 天城正人)