62次隊、昭和基地に到着

現地時間12月1987分(日本時間147分)、昭和基地の約5マイル先に停泊している南極観測船「しらせ」から、62次隊員を乗せたヘリコプターの第一便が出発し、現地時間8時15分(日本時間1415分)に昭和基地に到着しました。

昭和基地のヘリポートで横断幕を持ち62次隊の到着を待つ61次越冬隊
撮影:JARE61 吉井聖人(2020年12月19日)

 

62次隊の橋田元(はしだ・げん)隊長、「しらせ」の竹内周作(たけうち・しゅうさく)艦長を先頭に、62次隊員らがヘリから降りると、昨年12月から昭和基地で観測を続けてきた青山雄一(あおやま・ゆういち)越冬隊長ら61次越冬隊が笑顔で出迎えました。

昭和基地に到着した橋田62次隊長(左)、竹内「しらせ」艦長(右)、航空士竹本3曹(右から2番目)と、出迎えた青山61次越冬隊長(左から2番目)。青山越冬隊長が初荷を受け取りました。
撮影:JARE62 大友 康太朗(2020年12月19日)
62次隊(右列)を出迎える61次越冬隊。
撮影:JARE61 吉井聖人(2020年12月19日)

今後は、南極の短い夏の間に、昭和基地を拠点とした61次越冬隊から62次越冬隊への観測・設営作業の引継ぎや、基地での観測や野外調査、物資輸送などの設営作業を行います。

  

(極地研 広報室)