冬訓4日目①~Aグループ・ルート工作訓練~

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 4日目は2つのグループに分かれての訓練です。現地(南極)での夏期間に、主に昭和基地を拠点として活動するメンバーやをAグループ、野外で活動するメンバーをBグループとして終日行動しました。

 Aグループが行っていたのはルート工作訓練です。雪や氷の白い世界が広がる南極では、海氷上や氷床上での行動中、目印となるものがほとんどありません。このようなところでは、天候の急変で視界が悪化した場合、自分たちのいる正確な位置が把握できなくなることもあります。また、海氷上には、プレッシャーリッジやクラック、パドル、氷床上にはサスツルギ、クレバスなどの障害物や割れ目が存在するため、安全の確認できるルートを作る必要があります。この訓練では、ルートを作る方法を学び、それに使用する道具の有効性や問題点を理解することを目的としています。

班ごとに地形図やルートデータ記録用紙、GPS、ハンドベアリングコンパス、標識旗など、必要な者を持って行動します。
撮影:極地研 広報室(2020年3月4日)
ハンドベアリングコンパスを持った人が先行者に方角を支持し、先行者は歩幅でだいたいの距離を図りながら進みます。
撮影:極地研 広報室(2020年3月4日)
GPSで旗の位置情報を取得し、ルート方位表に記録します。
撮影:極地研 広報室(2020年3月4日)

 

各班は、あらかじめ指定されている観測ポイントを通過しながらゴール地点(目的地)を目指し、協力し合いながら訓練に取り組んでいました。目的地付近は風が強かったため、早く到着した班は前日使用方法の説明を受けたツェルトを使って、風よけしていました。

早く到着した班は他の班がゴールするまでの間、ツェルトで寒さをしのいでいました。
撮影:極地研 広報室(2020年3月4日)
各班ゴール地点で記念写真
撮影:極地研 広報室(2020年3月4日)

 

お昼過ぎに全ての班がゴールし、みんなでホテルに戻りました。

ホテルに帰着
撮影:極地研 広報室(2020年3月4日)

 

冬訓4日目Bグループ・フィールドワーク訓練~へ続く

 

(極地研 広報室)