「金タン(金属タンク)周辺にペンギンが出た!」
外で作業をしていた隊員から突然無線が入りました。
カメラをもって駆けつけると一羽のアデリーペンギンがヨチヨチと海氷から基本観測棟へ向かって歩いていました。
他の隊員が写真を撮っていましたが我関せず。
天敵の少ない南極では警戒心よりも好奇心が勝るようです。
まだ、雪に覆われる前の土と岩に覆われた東オングル島でのペンギンはなかなかレアじゃないでしょうか。。
30人だけの越冬隊になって、久しぶりの訪問者。みんな仕事の手を休めペンギンの動きに一喜一憂していました。
(JARE61 吉井聖人)