現在プリンセス・エリザベス基地(ベルギー)を拠点に活動を行っているドームふじ輸送チームの永木隊員と蓜島隊員、セルロン生物チームの高村隊員から、写真が送られてきました!
3名の出国時の様子は別働隊出発第2弾の記事をご覧ください。
11日23日に出国した隊員らは、現地時間11月28日にプリンセス・エリザベス基地に入りました。これまでの隊員の移動経路は、観測隊はいまどこ?からご覧いただけます。
基地に到着した3名は、アラン隊長と今後の予定を打ち合わせ、その後スノーモービルや圧雪車の使用・整備の講習、クレバスに墜落した場合などのレスキュー訓練、橇組み立て、食料準備など、ミッションに向け順調に準備を進めています。
ドームふじ輸送チームの今回のメインミッションは、第3期ドームふじ氷床深層掘削計画にむけて、ベルギー隊の2名とともにドームふじ基地まで片道約800㎞の燃料輸送を実施することです。このように大がかりな燃料輸送を国際協力によって行うのは、JARE史上初のことです。また、セルロン生物チームのメインミッションはセール・ロンダーネ山地周辺での陸上生物多様性調査を行うことで、調査結果を昭和基地付近のデータと比べることで、生物多様性成立過程の違いについて考察します。
本隊と行動を別にして活動する“別働隊”の応援も、
(極地研 広報室)