海底圧力計の浮上位置を確認する観測隊と「しらせ」乗組員
25日、58次隊で設置した海底圧力計の浮上を船首右のかなたに発見。
水圧を測定することで水深を推定するこの海底圧力計は、潮位や海流の長期変動を調べるために設置されたものです。
2年間もの間、1時間ごとに水圧を計り続けた装置を、慎重に引き上げます。
海底圧力計引き上げ時の様子
無事、水深約4600mから装置を回収!
上空には、ナンキョクフルマカモメの群れと彩雲が見えました。
「しらせ」上空に見えた、ナンキョクフルマカモメの群れと彩雲
この後アムンゼン湾流氷域に進入した「しらせ」は、再び海洋観測を実施。
26日にはアムンゼン湾における野外観測を実施する予定です。
「しらせ」の動きについては進め!しらせをご覧ください。
本記事の写真は派遣された教員により撮影され、現地の様子は「教員南極派遣プログラムHP 南極PHOTO ALBUM(JARE60)」にもアップされています。
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