【2019.1.27】25日ぶりに見えた陸の景色(海鷹丸)

20190127

今朝、陸が見えました。タスマニアです。25日ぶりの陸です。

タスマニアはこのところ雨がほとんど降らず、山火事が全域で発生しているそうです。付近は霞み、遠くが見渡せません。焦げ臭いにおいも立ち込めています。心配です。

  

船内では、この航海の成果報告が行われました。どんな観測が実施され、どんなデータ・サンプルを得たのか、また、これからどんな研究展開があるのかなどについて、報告されました。研究者側の感想は、おもに「きつかった」と「満足」でした。きつかったというのは、言い換えると「余裕が無かった」なので、よいことではありません。事故が起こる手前だったかもしれないからです。にもかかわらず、研究者が満足感を得られたのは海鷹丸と専攻科学生のサポートがあったからに他ありません。この恩に報いるためにできることは、今回得た結果を学術論文として公表していくことです。

  

海鷹丸の動きについては以下からご覧ください。

⇨「野外調査隊はどこ? 海鷹丸による海洋観測