年間を通じて北東風が卓越する昭和基地には、第46次隊で10kWの風力発電装置が設置されました。しかし、数年使用されたのち不具合などが確認され、改善を試みたものの、現在は装置を停止しています。
その後、56次隊で20kWの風力発電装置1号機が建設され、57次隊では2号機が建設されました。
60次隊の夏期間では3号機の建設が予定されており、59次隊によって造られた基礎を基に鉄骨フレームの組立やシャフト・ブレードの設置を行い、制御装置の組立と試運転、発電確認まで行う計画です。
風力発電装置3号機建設のための足場づくり
建設を行う設営隊員
重量物のため大型クレーンでの作業が欠かせません
建設完了後の様子については後日、公開予定です。