【2019.1.9】夏期間の物資輸送

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12月22日に昭和基地入りした60次隊は、夏の観測と越冬生活に向けた観測の引き継ぎ、物資の輸送を開始しました。

  

物資の輸送については、12月22日の第一便到着後すぐにヘリコプターによる物資の空輸が始まり、その後、25日に「しらせ」が昭和基地沖へ接岸してからは、昭和基地にある貯油タンクへ燃料のパイプライン輸送を行いました。

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昭和基地にある貯油タンク

 

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「しらせ」から伸びたパイプライン

 

越冬隊が1年間昭和基地で生活する上で必要な燃料を、24時間体制で連続して輸送します。本隊では、25日から27日にかけて行いました。

  

29日には物資の氷上輸送が始まり、年末年始には一時「しらせ」へ戻ってつかの間休息。年明けからは引き続き3日~4日、6日~8日の日程で、氷上輸送を行いました。氷上輸送ではヘリコプターで運べない大型コンテナに詰め込まれた重量物などを雪上車と橇(そり)を使って輸送します。

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雪上車で運ばれて来たコンテナを、クレーンで橇から下ろしている様子

 

雪上車は「しらせ」↔昭和基地間を何度も往復し、「しらせ」で持ち込んだ物資の輸送と、昭和基地から日本へ持ち帰る物資の輸送が無事に終了しました。

  

昭和基地へ到着後、隊員たちは皆、それぞれの仕事で慌ただしく夏期間の作業を行っています。早くも夏行動は中盤を迎える頃。引き続き安全に活動します。

  

現地での活動の様子は教員南極派遣プログラムHPのブログにも掲載されておりますので、是非ご覧ください。

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