【2019.1.5】夜間まで続く観測(海鷹丸)

 

 昨日(4日)は20:45に観測が終了し、本日(5日)は次の観測点までひたすら南に向けて航走しました。この海域は観測点間が300海里(約560 km)離れているので、船足の速い海鷹丸でもほぼ丸一日中走り続けることになります。

 移動の間、研究者はいろいろなことに時間を使います。前日に採取したサンプルの分析や、改めて生じた問題点の修正、もう少し先に行われる観測の準備などが、船内のあちこちで行われています。そしてもちろん休息も重要です。船の真横(西)から強い風を受けていますが、研究者もすでにみな船の揺れに慣れ、船酔いもほとんどしなくなったようです。

20190105

夜間まで続く観測の様子

  

 5日はこの航海最初の夜間観測となりました。写真は、小雨降る中、直径1.6 mのリングネットを海に投入するところ。動物プランクトンや魚類の子どもを採集します。観測終了が25:00、デッキの照明を消し、空を見上げると星空でした。いい夢を。

海鷹丸の動きについては以下からご覧ください。

⇨「野外調査隊はどこ? 海鷹丸による海洋観測