停船観測スタート

3月4日にレグ2初の停船観測がスタートしました!まだトッテン氷河まで数百kmと距離があるものの、氷河の融解の影響が少ない外洋側のデータが得られるという意味で重要な観測点。ここでは67次では初回となる鉄観測を実施しました。

なんども見たこの景色も何だか久しぶりな気がします。
撮影:JARE67 池田未歩(2026年3月4日)

この鉄観測、海水に含まれるほんのわずかな量の(けれど生物の活動に欠かせない)鉄を測ることが目的の大変難易度の高い観測です。

海水中の鉄はごく微量しか存在しないため、わずかな混入でもデータに影響してしまいます。そのため、非金属の専用のケーブルやテフロンコーティングを施した採水器を使用し、装置を触る隊員・乗員は手袋装着を徹底。採水作業もクリーンコンテナで実施するという徹底ぶりです。緊張の初回でしたが、無事に終えることができました!

鉄観測の様子。装置を触る隊員・乗員はピンク色のビニール手袋か、洗浄した黄色の防寒手袋をつけています。
撮影:JARE67 池田未歩(2026年3月6日)

(JARE67 池田未歩)