1月6日、昭和基地から南に約20km離れた露岩域ラングホブデにある雪鳥沢(ゆきどりざわ)を訪れました。雪鳥沢は南極大陸とその周辺にのみ生息する真っ白な鳥「ユキドリ」の営巣地になっていることからつけられた名称です。夏には氷や雪の融けた水が流れ落ちる谷のような地形を中心に南極露岩域特有の生態系が広がっており、1984年以降地衣類及び蘚苔類の長期モニタリングが行われてきています。これらの価値を守るために、1987年に「南極特別保護地区(ASPA:Antarctic Specially Protected Area)」に指定されました。
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月3日)
ここでは毎年陸域生態系変動のモニタリング調査を行っており、コケや地衣類が生い茂るいくつかのコケ群落を観測点に、毎年同じ場所を訪れてその地点を定点観測しています。
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
撮影:JARE67 池田未歩(2026年1月6日)
南極で人間が活動していることの影響の有無や、地球の環境変動を捉えるにはこのような長期スパンの監視が不可欠です。変わっていることも変わっていないことも情報になるため、今後もこのようなモニタリング観測を継続する予定です。
(JARE67 池田未歩)


