現在、「しらせ」搭載ヘリコプターでの優先空輸に続けて、氷上輸送を実施しています。日本から昭和基地に持ち込む物資、持ち帰る物資のうち、ヘリで運ぶことができない大型の重機や車両、12フィートコンテナなどは、雪上車を使い、「しらせ」と昭和基地の間の海氷上を輸送します。「しらせ」接岸翌日の12月25日夜から、持ち込み物資の氷上輸送を開始しました。並行して、燃料を海氷上に設置したパイプで輸送する貨油輸送も実施しました。前次隊の63次隊と今回昭和基地入りした64次隊、そして「しらせ」の3者協働の息の合ったプレーで、輸送作業が進んでいます。
(JARE64 白野亜実)