ミッドウィンターフェスティバル

6月24日(金)から27日(月)まで、南極・昭和基地でミッドウィンターフェスティバル(MWF)を開催しました。ブリザードの襲来に伴う除雪作業などのため当初予定していた期間をずらしての開催となりました。
MWFとは冬至を祝うお祭りのことで、南極ではクリスマスなどの祝日よりも重要な祝祭日となっています。極夜となり暗闇が続く期間の中間にあたり、できることが限られているこの時期をお祝いして気分を盛り上げていこうという催しです。
63次隊では5月から実行委員会を組織し、委員長の三井隊員を始めとする実行委員が中心となって様々な企画を立案し、クイズやスポーツなどの班別対抗戦を行ったほか、調理担当の香月隊員と鈴木隊員による懐石料理やディナーなど実施しました。

6月23日(開会式・前夜祭)

開会式での聖火点灯
撮影:JARE63 佐藤稜也(2022年6月23日)

6月24日(1日目)

ボブスレー(左)と班対抗クイズ大会(右)
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月24日)
和食が専門の香月シェフ(右)による懐石料理
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月24日)
縁日(ラーメン・射的)
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月24日)

6月25日

餅つき
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月25日)
カーリング
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月25日)
かまくらディナー・バー(上)と深夜のズボラ飯対決(下)
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月25日)

6月26日(3日目)

班対抗料理対決
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月26日)
深夜の露天風呂。このときの気温はマイナス22~23度
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月26日)

6月27日(最終日)

雪合戦(上)と洋食が専門の鈴木シェフによるディナー(下)
撮影:JARE63 馬場健太郎(2022年6月27日)

MWFが終わり、まもなく極夜も終わりです。極夜明けからは、野外での活動や、64次隊を迎え入れる準備も本格化します。

(JARE63 馬場健太郎)