内陸のふぶき、そして天候回復。

1110日に昭和基地を出発した我々ドームふじへの旅行隊は、16日にみずほ基地に到着したあと、ふぶきにより停滞していました。

62次越冬隊のみなさんによる盛大な見送り
撮影:JARE62 新居見 励(2021年11月10日)
S16で食料・物資を仕分ける
撮影:JARE62 新居見 励(2021年11月11日)
道中の雪尺観測
撮影:JARE62 新居見 励(2021年11月12日)
みずほ基地にて撮影
撮影:JARE63 本山 秀明(2021年11月21日)

トイレに行くのも、となりの車に移動するのも、食糧を取りにいくのも、体中は雪まみれに。
見通しはほんの数十メートルで、昭和基地のふぶきとは違った、内陸のふぶきを味わいました。

トイレへの道のり
撮影:JARE62 新居見 励(2021年11月18日)
地吹雪の中の気象観測
撮影:JARE62 新居見 励(2021年11月16日)

この悪天は19日夜遅くに一気に回復し、20日は一日中作業を行いました。
21日からまた南に向けて出発します。

標高が上がってくると、雪面はサスツルギとなっておりその凹凸を整地しながら進んでいます。また道中では、観測や、装置のメンテナンスなども行っています。
標高は2000mを超え、空気は薄く気温も低くなってきて、昭和基地から離れているのを感じています。

JARE62 新居見 励)