最終便、そして「しらせ」離岸

 

本日、昭和基地から「しらせ」へ向かうヘリコプターの最終便が運行され、昭和基地での作業を終えた61次越冬隊員と62次夏隊員が搭乗しました。

ヘリコプター搭乗前の61次越冬隊員・62次夏隊員(左列)と、昭和基地に残る62次越冬隊(右列)が抱き合い、握手を交わしています。
撮影:JARE62 金城順二(2021年1月19日)
全員が乗り込みました
撮影:JARE62 金城順二(2021年1月19日)
ヘリポートで最終便のヘリコプターに向かい、手を振る62次越冬隊員
撮影:JARE62 金城順二(2021年1月19日)

 

最終便は現地時間900分(日本時間1500分)に「しらせ」に到着しました。これで、61次越冬隊員および62次夏隊員が全員「しらせ」に乗船したことになります。

 

その後、「しらせ」は砕氷航行を再開し、方向転換を行ったのち、現地時間1300分(日本時間1900分)に昭和基地沖を離岸しました。

「しらせ」を見送る62次越冬隊員
撮影:JARE62 金城順二(2021年1月19日)
「しらせ」の甲板には61次越冬隊員、62次夏隊員、乗員のみなさんが見えました
撮影:JARE62 金城順二(2021年1月19日)

 

昭和基地では、引き続き62次越冬隊員31名が滞在し、観測を続けます。

 

(極地研 広報室)