12月25日にラングホブデ・ザクロ池、12月26日に西オングル島・大池に設置してある地温計の保守へ行ってきました。
地温計観測では地下2mまでに埋設されている地温計で地中の温度の通年観測を行い、温暖化に伴う凍土の融解現象を調べています。
今回はそれぞれの観測点の収録ボックス及びバッテリーの交換作業とデータ回収を行いました。
また、海岸から地温計の設置地点までの水準測量を行いました。
今回観測を行ったザクロ池にはガーネット(ザクロ石)が風化してできた砂(ガーネットサンド)が堆積していて、それが名前の由来となっています。
池の底に堆積したガーネットで池がザクロ色に染まり、その美しさに観測の手が止まりました。
(JARE62 西村祐香)