昭和基地を出発したドームふじ隊の雪上車(物資を載せた橇を牽引)
11月9日(金)、先遣隊は無事に昭和基地入りしました。
ノボラザレフスカヤ基地からは小型航空機で移動し、昭和基地沖の海氷上に作られた滑走路(59次隊整備)に降り立ちました。
その後、59次隊の迎えで、雪上車にて昭和基地へ入り、すぐに調査へ向けた準備が行われました。
翌10日(土)には、60次隊先遣隊8名と、59次隊2名のドームふじ隊が以下の二手に分かれ、内陸調査へ向け出発し、さっそく作業も行われました。
1.現地時間7:58 (4:58UTC):S16へ向け昭和基地発
60次隊2名はS19にてGPSの撤収、S17にて航空旗の位置決め、S17にて拠点棟の除雪、橇引き出し作業を行ったのち、S16へ移動しました。
2.現地時間15:12 (12:12UTC):とっつき岬へ向け昭和基地発
59次隊2名と60次隊6名はとっつき岬へ移動し、雪上車5台を立上げ、車両への物資積み込みを行いました。
※支援隊として、1泊2日で59次隊4名も同行しました。