南極教室の準備と本番

第67次南極地域観測隊の越冬期間には、観測隊員とゆかりのある学校と昭和基地とをオンラインで繋ぐ南極教室を今年は全14回予定しております。今回は、初回と2回目の準備や本番の様子をお伝えしたいと思います。
〇初回
本番前日の4月27日、接続確認として学校側と国立極地研究所、昭和基地をオンラインで接続し、映像や音声のチェックを行いました。学校側の先生方にもご協力いただき、大ホールで投影していただきました。

学校側の先生方に協力いただき音声や映像をチェックします
撮影:JARE67 鎌田隆雅(2026年4月27日)

4月28日、いよいよ本番です。67次越冬隊の初回の南極教室ということもあり、出演者を始めとした現場では不安や緊張感でいっぱいの様子でした。各種機器が無事に動くか、画面はちゃんと切り替わるか、時間内に終わるかなど心配はつきませんが、当日は江刺隊員の丁寧な段取りで無事に終了いたしました。


南極の氷を使って説明を行う江刺隊員
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年4月28日)

真剣に中継映像を確認し、パート担当者は出番に備えます
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年4月28日)

〇2回目
初回同様、本番前日の4月30日、接続確認として学校側と国立極地研究所、昭和基地をオンラインで接続し、映像や音声のチェックを行い、本番に備えます。その後、もう一度通しで昭和基地にてリハーサルを行い、最終調整を行います。

接続試験後は通しでリハーサルを行い、時間などの最終調整を行います
撮影:JARE67 鎌田隆雅(2026年4月30日)

5月1日、67次越冬隊では2回目の南極教室となります。隊員それぞれの特色を生かし、初回とは異なった内容の中継となり、時間や悪天の不安もあった中、杉浦隊員の丁寧な段取りで無事に終了いたしました。

朝焼けを背景に19広場から中継を行う杉浦隊員と気象について説明を行う山田隊員
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年5月1日)

最後は恒例の皆で手を振って「さようなら」
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年5月1日)

参加された学校の生徒さん達がとても熱心に耳を傾けていただき、また多くの質問をもらい、とても楽しく中継を行うことができました。南極や観測隊について興味を持ってもらえたなら何より嬉しく思います。
今後も南極教室は続きますが、引き続きしっかりと用意して、日本にいる児童・生徒の方々に喜んでもらえるように頑張りたいと思います。

(JARE67 鎌田隆雅)