昭和基地の防火設備点検

4月1,2,8,9日の4日間、昭和基地の全施設を対象に防火設備の点検が行われました。

雪と氷に覆われた南極ですが、最も恐ろしい災害の一つが「火災」です。極度の乾燥と強風の環境下では、ひとたび火事が起きれば基地の存続や隊員の命に直結します。そのため、昭和基地では定期的な火災報知器などの防火設備の点検が欠かせません。極寒の環境でセンサーが正常に作動するか、通信に異常はないか、隊員たちが一つ一つ丁寧に確認しています。

点検では、設置されている火災報知ベルを押したり、感知器を器具で発報させます。発報のたびにサイレンとベルが鳴り響きます。建物を徒歩で回り発報させる人と、食堂に設置されている受信機で発報を確認する人に分かれ、一つずつ動作確認を行いました。

感知器試験の様子
撮影:JARE67 鎌田隆雅(2026年4月1日)
高いところの点検はこのようにして行います。
撮影:JARE67 江尻省(2026年4月2日)
発信機の配線確認作業
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年4月8日)

(JARE67 鎌田隆雅)