2月23日(月)午前、第67次南極地域観測越冬隊29名全員が参加し、昭和基地主要部にて総合防火訓練が行われました。
越冬隊は、月に1回程度、この総合防火訓練を実施することとなっています。1月に66次越冬隊から同訓練を引き継いで以降、67次越冬隊のみで行うのはこの日が初めてとなります。
今回の訓練では、初回とのこともあり対応スピードは求めず、手順通りの対応を確実に実施することを目標に、昭和基地の小型発電機小屋から火災警報が発報したという想定で実施されました。火災報知器が発報されると同時に、それぞれの隊員が割り当てられた係に基づき人員確認、傷病者発見・救出、初期消火~本格消火といった流れを確認し、実施しました。
昭和基地には現在67次越冬隊しかおりませんので、火災が発生した場合でも日本のように消防車が来てくれるわけではなく、越冬隊29名のみで対応を行う必要があります。気候的にも気温が低く非常に乾燥しており、火が付きやすく燃え広がりやすい環境であるため、今後も毎月行われる予定の同訓練を始めとして日ごろから防火・防災を心がけ、火災が起きたときは初期消火に努め、人命を最優先し、防火対策と火災発生時の消火作業に備えていきたいと思っております。
撮影:JARE67 大西祐喜(2026年2月23日)
(JARE67 鎌田隆雅)


