極夜期の空

極夜に入って2週間となりました。6月に入ってブリザードや曇りの日が続いていたのですが、ようやくオーロラと満天の星空を見ることができました。

天測点から東側を撮影、カーテンのように揺れるオーロラ
撮影:JARE64 白野亜実(2023年6月12日)

天測点から西側を撮影、風力発電装置の丘の上に天の川
撮影:JARE64 白野亜実(2023/6/12)

1日中、太陽は昇りませんが、午前10時から午後3時ごろまでは地平線から少し上の空がぼんやり明るくなります。オレンジから青色へと変わるグラデーションがきれいで、南極でこんなきれいな空の色に出会えるとは思っていませんでした。南極は年中ずっと真っ白のイメージでしたが、季節が移り変わると、その時々で見られる光景があることを知りました。

12時半ごろ、昭和基地の北側の空
撮影:JARE64 白野亜実(2023年6月13日)
14時ごろ、昭和基地の北西の空
撮影:JARE64 白野亜実(2023年6月13日)

JARE64 白野亜実)