船内講習

第64次南極地域観測隊本隊が日本を出発してから6日が経ちました。 まだ南極までは遠いですが 、船内では準備を着々と進めています。観測隊が南極へ行く目的はもちろん観測  のためですが、無事に現地での作業を行うために最も大切なことは身の安全を確保することです。そのために船内では日々様々な講習が行われています。これまでに「救命胴衣装着」「野外観測の安全対策」「医療応急処置」「野外行動の注意点と緊急時のレスキュー体制」などが行われました。備えあれば憂いなし。厳しい環境の南極においても万全の状態で観測ができるよう準備を進めています。

救命胴衣装着法を学ぶ
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月12日)
打撲・骨折の応急処置のため固定具を装着する体験
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月15日)

緊急時のレスキュー体制の説明をする樋口越冬隊長
撮影:JARE64 山口真一(2022年11月16日)

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