燃料移送

「見晴らし岩燃料タンク」から管理棟近くの「燃料タンク」へ燃料を移しました。
しらせが接岸している間に、燃料はまず「しらせ」から「見晴らし岩燃料タンク」へ移送されます。
その後定期的に、パイプラインを通じて管理棟近くの「燃料タンク」へ移送され、さらに発電棟内の燃料槽へ移されたあと発電機に供給されます。
燃料が切れると発電機は止まり、停電し、水道管は凍り、暖房もストップするため、まさに燃料は生命線。
この過酷な南極でも快適に過ごせているのは、設備の面倒を見ている機械隊員のおかげです。

ちなみに、今回は「ウィンター軽油(通称W軽、ダブケイ)」と呼ばれる寒冷地仕様の軽油の燃料移送を行いました。

見晴らし岩燃料タンク外観
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
見晴らし岩燃料タンク残量確認の様子
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
見晴らし岩燃料タンク側ポンプで燃料通過量確認の様子
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
燃料パイプライン
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
管理棟近くの燃料タンク油量確認の様子
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
管理棟近くの燃料タンク側バルブを閉める様子
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
休憩所代わりの雪上車
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)
発電棟内制御室で現場指揮する高木設営主任
撮影:JARE63 三井俊平(2022年6月14日)

(JARE63 三井俊平)