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撮影:JARE61 赤田幸久(2019年11月21日)
1枚目の4人が写っている写真は2019年11月21日 ケテレルス氷河上流部で、調査地の検討を行う地質チームの様子です。
プリンセス・エリザベス基地からスノーモービルで露岩まで移動し、地質調査を行います。背景に写っているのは蟹の爪と呼ばれる花崗岩の山です。
毎日のようにこのような晴天に恵まれ、地質チーム5名そろって、元気に調査を実施しています。
2枚目の写真は、2019年11月22日 デュボア氷河の露頭にて岩石採取をおこなう東野隊員の様子です。
尾根の少し先にはもうひとりの隊員(宇野隊員)が写っています。このように相互に視認できる範囲で展開し、地質調査を行っています。徒歩での地質調査とハンマーを用いての岩石採取のほか、ドローンでの空撮も行い、徒歩での調査だけでは認識しにくい規模の地質構造の把握にもつとめています。
毎日、大変興味深い地質構造や岩石を見ることができ、隊員一同、充実した研究を遂行できています。
(JARE61 河上哲生)
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撮影:JARE61 赤田幸久(2019年11月22日)