現在、昭和基地周辺は夏。白夜のため、1日中太陽が沈まず、夜も明るい状態です。一般的に、夜空(暗くなった空)に見られるオーロラは、この季節には見ることができません。しかし!そんな季節でも、はるか上空まで行けば暗い夜空が見えてきます。
オーロラも見えるはず…
ということで、60次隊では無人航空機システムによる、白夜のオーロラ観測(撮影)を計画しました。昭和基地から約20km離れたS17地点で観測準備を行っています。
S17地点に雪上車をとめ、観測準備を行う隊員
無人航空機にオーロラ撮影用の赤外カメラを搭載し、ゴム気球と連結させて、夜8時ごろから、数時間、南極上空へ放球します。
観測には、オーロラの研究をしている59次隊の内田隊員も参加しています。
オーロラ撮影のカメラを搭載した無人航空機(カイトプレーン)と準備を行う隊員
ここからどんな成果が生まれるのか、楽しみです!
60次隊の現地での活動の様子は教員南極派遣プログラムHPのブログにも掲載されておりますので、是非ご覧ください!
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