こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

国立極地研究所では、政府の緊急事態宣言解除後も、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
南極・北極科学館も、感染拡大を防止するため臨時休館していましたが、
第62次南極地域観測隊が無事に出発したため、
2020年12月4日(金)より、事前予約制で再開となりました。

(当面、オンラインからの事前予約制で、毎週金曜日のみ開館いたします。
なお、時間帯や人数、ご覧になれる展示に制限を設けております。
詳しくは、科学館HP「ご来館の皆様へ」をご覧ください。)

11月20日、第62次南極地域観測隊をのせて日本を出港した南極観測船「しらせ」。
約1ヶ月後の12月21日、南極 昭和基地に接岸しました。

詳しくは観測隊ブログをご覧ください。

12月21日は南極における隕石探査の始まりにもなった
第10次隊(1969年)がやまと山脈で9個の隕石を発見した日と偶然にも一致します。
南極隕石ラボラトリー 特設ページ:http://yamato.nipr.ac.jp/niprtopics/1276.html

今年は新型コロナウイルス感染症の流行により
20年ぶりに観測隊全員が日本から出発、観測の規模は縮小されましたが
年間を通して行う観測はほぼ予定通り行われ、地球環境変動に関わる貴重なデータが
昭和基地でとり続けられます。

第62次隊は南極でどんなことをするのか、
コロナ禍での出発準備で不安だったことなどを
第62次副隊長 兼 夏副隊長の金子宗一郎さんにインタビューしました!
物資の輸送を担当する金子副隊長。
しらせが接岸したこれから約1ヶ月間は
昭和基地や周りの観測地点に物資を送り込むための調整が始まります。

観測隊経験者にインタビュー特別編①
第62次橋田隊長のインタビューとあわせて
ぜひ、ご覧ください!