こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

国立極地研究所では、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
南極・北極科学館も、感染拡大を防止するため臨時休館していましたが、
第62次南極地域観測隊が無事に出発したため、
2020年12月4日(金)より再開となりました。

当面、オンラインからの事前予約制で、毎週金曜日のみ開館いたします。
なお、時間帯や人数、ご覧になれる展示に制限を設けております。
詳しくは、科学館HP「ご来館の皆様へ」をご覧ください。

※今後の感染拡大状況や政府等の要請により、予定を変更することがあります。
その際は科学館HPにてお知らせ致します。



極地研HPで、観測隊の「今」をお届けしている観測隊ブログ
南極・昭和基地での活動の様子など、常に興味深い内容が盛りだくさんなのですが
近頃は、蜃気楼に雲海、星空…と、美しい風景写真が次々掲載されていて必見です!

観測隊ブログ「蜃気楼が見えました」より


こちらは氷山の蜃気楼。
氷山が浮き上がって見えます!

地上付近がよく冷えて、上空の空気との間に大きな温度差(密度差)がある時に現れる「上位蜃気楼」で、昭和基地周辺では時折みられる現象だそうです。

観測隊ブログ「昭和基地で見た絶景」より


その翌日には、霧が出たあと、雲海の絶景が広がったそうです。
とても幻想的ですね。

ブログの文章からも、絶景を目の当たりにした観測隊員の感動が伝わってきます。

自然はときに厳しく脅威にもなりますが、人の心を深く癒すような表情を不意に見せてくれることもありますね。
おうち時間の楽しみの一つとして、南極から届いた美しい自然の風景を眺めてみてはいかがでしょうか。



第61次越冬隊と第62次夏隊は、来週2/22に帰国予定です。
観測隊ブログには、第62次の橋田隊長による記事「Green out」もアップされていますのでぜひチェックしてみてくださいね。



さて、2/22といえば…

極地研敷地内にあるカラフト犬ブロンズ像と猫の「たけし」人形


そう、「猫の日」でもありますね!

写真は、極地研敷地内にあるカラフト犬のブロンズ像と、日本で唯一、南極で越冬した猫「たけし」をモデルにしたフェルト人形(本物みたい)!

なかよしにゃ


南極・北極科学館で開催中&オンライン企画「おうちで極地」の「企画展示をのぞき見」でも一部を公開中の企画展示「南極猫たけしと仲間たち」は、たけしと南極地域観測隊、カラフト犬たちの活躍をご紹介しています。


実際の展示↓

企画展示「南極猫たけしと仲間たち」
漫画「へんなものみっけ」原画と複製原稿の展示も
カラフト犬と猫のたけし 秘蔵映像上映中



オンライン版↓


また、「企画展示をのぞき見」の「つくってみよう!かんたん工作」では、たけし折り紙の作りかたを掲載♪

他にも極地にちなんだ動物の折り紙など、簡単に作れるものを掲載していますので、ぜひご覧ください!