こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

国立極地研究所では、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
南極・北極科学館も、感染拡大を防止するため臨時休館していましたが、
62次南極地域観測隊が無事に出発したため、
2020
124日(金)より再開となりました。

当面、オンラインからの事前予約制で、毎週金曜日のみ開館いたします。
なお、時間帯や人数、ご覧になれる展示に制限を設けております。
詳しくは、科学館HPご来館の皆様へ」をご覧ください。

※今後の感染拡大状況や政府等の要請により、予定を変更することがあります。
その際は科学館HPにてお知らせ致します。


3分でわかる!極地研」シリーズでは、
10
月に第5回公開の後しばらく新作の公開ができていませんでしたが、
ついに先週、
6回「高層気象観測用ゾンデ」を公開しました!!
お待たせしました~☆

ゾンデって何?
放球って実際どんな感じ?
という方には、是非みていただきたい動画に仕上がっていますよ!

要チェックですっ!



また、
おととい38日は国際女性デーでしたね。
国連が定めた「女性の十全かつ平等な社会参加のための環境の整備」を呼びかける日だそうです。

皆さんは南極観測隊にも女性がいるのをご存知でしょうか?

初めて女性が南極観測隊として参加したのは1987(29次隊)
夏隊としての参加でした。

それから10年後の1997年、
越冬隊員として初めて女性が参加しました。

極地研HPの南極観測ページには隊員紹介ページがあります。

現在、第62次隊が昭和基地で越冬中ですが、
5
名の女性が参加していますよ。




1次隊では男性隊員ばかりだった南極観測隊。

働く女性への意識が世界中で変化していく時代の流れと共に、
近年では、毎年の南極観測隊メンバーに女性隊員の参加が当たり前になりました。


南極で働く場合、仕事が終わったら自宅に帰る、というわけにはいかないので、
生活面でも充実した環境が整っていることは大切です。

「昭和基地NOW」の過去の記事
でも、基地内の女性用の生活スペースについて、紹介されていますよ。

新設されたお風呂やトイレ、洗面台など、とても快適そうですね。


『おうちで極地』のコンテンツのひとつ「南極観測隊経験者にインタビュー」では、
女性の観測隊経験者も登場していますよ。
こちらもチェックしてみてください。


現在極地に関わっている女性をはじめとしたすべての方々に、
これからもどんどん活躍してほしいと、応援しています!