こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

国立極地研究所では、政府の緊急事態宣言解除後も、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20200602-2.html

皆さまの健康と安全および
今年度の南極観測隊員を無事に送り出すことを優先し、
南極・北極科学館も臨時休館を継続しています。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。


前回のブログでは『おうちで極地』の
コンテンツのひとつ「企画展示をのぞき見」について詳しくご紹介しました。
今回は、「極夜祭!世界の南極基地から」についてご紹介します!


約1か月前、
6月12日にオープンしたオンライン企画『おうちで極地』。
当初はこちらの2つのコンテンツ、
「オーロラ @home」
「3分でわかる!極地研」
がご覧いただける状態で始まりました。

その後、順調にコンテンツ数を増やし、
「企画展示をのぞき見」
「南極観測隊経験者にインタビュー」
を公開。

そして先週、新たに「極夜祭!世界の南極基地から」が公開となりました!!

「極夜祭(ミッドウィンターフェスティバル)」というのをご存知でしょうか?

昭和基地では毎年5月末から7月半ばまでの約40日間、
一日中太陽が昇らない「極夜」が続きます。
太陽が昇らず沈みがちな気分を吹き飛ばすため、
隊員たちは極夜祭というお祭りを開催します。

その様子は毎年、観測隊ブログの記事でもご紹介していますよ。
第58次隊の記事https://www.nipr.ac.jp/jare-backnumber/now/back58/20170625.html
第59次隊の記事https://www.nipr.ac.jp/jare-backnumber/now/back59/20180621.html
第60次隊の記事https://www.nipr.ac.jp/jare-backnumber/now/back60/20190625.html
今年の第61次隊の記事も楽しみですね!

また、観測隊経験者が極夜祭について
お話ししている動画も「観測隊経験者インタビュー」の第2回で公開中ですので、
こちらも観てみてくださいね!
https://www.nipr.ac.jp/science-museum/special/ouchi/#video-interview-2


極夜祭は南極にある各国の越冬基地で行われ、
それぞれグリーティングカードを送り合う習慣があります。

南極で越冬している各国の基地から今回昭和基地に届いたグリーティングカードを
ご覧いただけるのが、こちらのコンテンツ「極夜祭!世界の南極基地から」です!


基地名をクリックすると、
その基地から送られてきたグリーティングカードが画面中央に拡大表示されますよ。
基地によっては、カードは1枚だけでなく複数枚のところもあり、
その場合は表示されたカードの左右に画像送り用の矢印が表示されているので
どうぞお見逃しなく~

届いたカードの枚数が一番多いのはどの基地か、探してみるのも面白いですよ。


いつもは極地研のアトリウムや南極・北極科学館で展示していましたが、

2018年のグリーティングカード展示の様子

今年は特別に『おうちで極地』でのオンライン公開です!

この機会にぜひご覧ください。