こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
今夏も蝉の声が聞こえはじめましたね
さて本日は、南極大陸が発見されたのはいつ?というお話しです
紀元100年代の古代ローマの地理学者プトレマイオスがあらわした
世界地図「プトレマイオス地図」。
明らかになっていない部分は想像で描かれました。
プトレマイオスは地球の一番南に未知の「南方大陸」があると考えていたといわれています
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世界一周の航海を目指して1519年に出港したフェルディナンド・マゼランの艦隊は、
翌年に陸地(現在のフエゴ島:南アメリカ南端にある島群)を発見
彼はこれを南方大陸の最北端だと考えたといわれています。
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イギリスの海洋探検家ジェームズ・クックは
1773年に南極圏(南緯66度33分以南)に人類で初めて到達しました
南方大陸の発見までには至りませんでしたが、
クックの航海日誌に魅せられた多くの人が南方大陸への思いをつのらせました。
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1820年ごろ、イギリスのエドワード・ブランスフィールドとウィリアム・スミス、
アメリカのナタニエル・パーマー、ロシアのファビアン・ベリングスハウゼンらが相次いで
南方大陸を発見したと報告しました
しかしそれが本当に南極大陸だったのか、だれが最初に上陸したのかなど、
たしかな証拠がなく、はっきりしていません。
彼らはいったい、どんな景色を見たのでしょう…。
それぞれに夢見ていた南方大陸を発見した瞬間のよろこびは計り知れません。
南極は今も昔も人々の探求心を刺激し続け、魅了して止まないのでしょうね
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り後晴れ
気温:-17.3℃
風向・風速 :北北東9.0m/s
★極夜41日目
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:29.8℃